学生起業家にとって必要な知識とは?【徹底解剖】

学生起業家にとって必要な知識とは?【徹底解剖】 コラム
学生起業家にとって必要な知識とは?【徹底解剖】

この記事でわかるポイント

  • 若いからと言って起業家になれないわけではない
  • 学生起業家になる方法がよく分かる
  • 起業家になる為の必要な知識はこれだ

学生起業家と聞くと、何やら映画やドラマの中だけの世界かと思いきや、実際に起業家として活躍している方もいらっしゃいます。学生起業家とは、大学に在籍中であるにもかかわらず、学生の身分のまま事業を起こすといった人物を指しています。

一昔前までは、ある程度まとまった資金がなければ、起業は難しいものとされていましたが、最近ではそんな不調も払しょくされつつあります。

そこで今回は、学生起業家になるための秘けつや方法、そして起業家にとって必要な基礎知識を解説していきます。将来独立されようとする方は、その夢を実現させるためにも様々な努力をしています。

また、起業を実現させるためには行動力、それは自らが最初の一歩を踏み出すか否かに、かかっていることをご承知ください。

起業家になるための基礎知識

脱サラによる独立開業ではなく、学生の身分で起業するともなれば、何もノウハウのないまっさらな状態で、事業を興すことになります。

学生起業家と、聞こえは良いのですが、何も考えずに事業を始めてしまうのは、少し早急な感は否めません。社会経済の世界では、成功も倒産も紙一重と言われています。

しかし、必要な知識を学ぶことにより、失敗する危険性を少しでも防ぐことは可能です。そこで、起業を考えるあなたのために、経営の基礎となる基本的な知識を解説していきます。

起業に必要となる知識

会社の規模にもよりますが、開業の手続きは地域所轄の税務署へと届け出を行います。開業手続きには、個人事業主と法人設立の場合がありますが、個人事業主であれば手続きも比較的簡単で、法人のように細かな手続きや専門知識も必要としません。

まずは、起業に必要な知識として、ご自分が参入する業界や分野について、情報をまとめておきましょう。まず業界全体で考えると、どのような景気動向を示しているのか、そして現在進行形でどのような変っ化が起きているのかを、大まかに理解しておくとよいでしょう。

次に、具体的な業務の内容についてですが、その分野のサービスや商品にどのようなものがあるのか、そして自分が参入していくイメージを明確にしておくことが大切です。

ビジョンを明確にしていくことで、自分に何が足りないのか、そして必要な知識やモノ、付き合い方などが朧げに見えてきます。

例えば世の中には、様々なサービスや商品がありますが、すべてのユーザーが満足しているとは限りません。その足りないものや、新たなビジョンを見つけることが、事業を行う上でのヒントになるはずです。

そして重要なのは、自分が行うサービスや商品について、需要があるのかという点です。明確なビジョンがあるのは良いのですが、ユーザーたちが欲しがらないものは、決して触れることはありません。

最近では、インターネットで、つぶさに情報を得る事ができますが、現場に直接見学しに行き、その目や耳で直接情報を得ることも大切です。知り合いやそのつてで、その分野の専門家に逢えるのであれば、直接ヒアリングしてみるのも、一番の近道かもしれません。

競合や差別化を図るための知識

どうしても起業する際、かち合ってしまうのが、同業者の存在と言えます。ご自分が開業する店舗の近くに、そんな繁盛している同業者がいれば、気になってくるのがどのような方法で商売を行い、またどのような方法でお客を集めているかという点です。

ご自分で開業し、売り上げを伸ばしていく為にも、そうしたライバル業者にも打ち勝っていかなければなりません。

そこで必要なのが、競合や差別化を図るための知識というわけです。競合問題に関しては、解決に至り問題が収束するたぐいのものではありません。

なぜなら、ライバル会社はそれを見て、さらに上の者を目指すからです。切磋琢磨していくことにより、新たなサービスや商品が生まれていきますので、競合が決して悪いものではないことがお分かりいただけるはずです。

こうした競合に対処する方法として、差別化というものが挙げられます。差別化とは、これまでになかったような商品、あるいはサービスを展開していくということです。

価格競争もその一つですが、短期的なカンフル剤としては有効な手立てです。しかし、長い目で見れば、経費や仕入れ/人件費などを圧迫していく為、決して良い方法とは言えないでしょう。

真の差別化とは、より良い製品づくり、そしてより良いサービスを提供していことです。強い競合相手が現れた場合、どうしてもその存在感に意識を奪われてしまいがちです。しかし、あえて自社の脅威とはせず、成長を促す機会であると捉えるのも、賢明なる経営者の資質と言えるでしょう。

最重要課題はマーケティング知識

マーケティングとは、需要供給者つまり、顧客や消費者が求める商品やサービスに対して、リサーチを図り情報を届け、満足な効果を得てもらうということです。

さらに顧客のニーズを得て、価値観に満足できる商品やサービスの展開を行う活動の事で、一つのプロセスとして戦略的に動、行うこともあります。

マーケティングの重要性は、企業が繁栄する為のカギを握っています。企業は組織としてグローバルな視野に立ち、顧客たちとの相互理解を深め、公正な競争を促す手段ともなり得るからです。

結果的に企業が目指すのは、より多くの消費者にサービスや自社製品を販売し、継続して利益が得られるものでなくてはなりません。

そのための宣伝やリサーチ、プロモーションも必要ですが、あくまでもマーケティングに付随する手法や機能の一つです。企業の真の目的とはいったい何であるのか、それは顧客の創造であると、とある有名な経済学者も言っています。

つまり、マーケティングを簡略に捉えると、「企業と顧客との相互関係のもと成り立つもの」と言えるでしょう。

ここで重要なのが、決して企業は顧客に対して、一方的な搾取を行うのではなく、顧客も継続して利益を上げられるようにしなければなりません。

顧客の利益とは、製品の耐久性であったり、サービスの価値観や満足感です。購入することで、代金以上の価値を得る事ができたと感じさせる事ができれば、それすなわちマーケティングの成功を意味するものです。

このように、マーケティングは一つのプロセスであり、そのためのプロセスづくりが最重要課題ということが、お分かりいただけたはずです。

マーケティング戦略には、プロダクト(製品)/プライス(価格)/プレイス(流通)/プロモーション(販売促進)の四つを押さえておくとよいとされています。

これらは、それぞれの頭文字を取り、4Pとも呼ばれていますが、加えてパーソン(人)とポジション (立ち位置)を考えるとよいでしょう。

つまり、どのような製品をどの価格帯で売り出すのか。そして、自分たちの製品は、どのようなポジションにあり、どのようにして顧客へと自社製品を届けるのか。これらを総合的に、判断して考えなければならないのが、マーケティングの本質と言えるでしょう。

参照 URL: https://willfu.jp/willfulab-4/startup-7/

ロジックツリーを有効活用する

マーケティングの重要性が理解できたところで、経営面で戦略的に売り上げアップを図るためには、ロジックツリーというものが欠かせません。ロジックツリーとは、ロジカルシンキングたら由来しているものです。

ロジカルシンキングとは、論理的思考といわれるもので、一般的には論理学に由来する考え方、経済の世界ではコンサルティングに由来する考え方です。

対象となるものを、分析するのに非常に有効な手立てで、議論の手法として、主張と客観的なデータ、そして論拠をセットにする三角ロジックがあまりにも有名です。

ロジックツリーは、問題解決に際し、具体的な内容を描きだしていき、その原因や必要となる解決策など、論理的に探し出すためのフレームワークのことです。

頭で覚えているつもりでも、どうしても人間は時間がたったり、別なことを行うと忘れてしまいがちです。可視化して、表にまとめておくことにより、考えもまとまりやすくなり、実行をしやすくなるというのが、ロジックツリーを活用する理由です。

事業においてロジックツリーは、一つの問題に対して、ツリーのように枝分かれした具体策を記載していく方法です。

例えば、売り上げアップを課題に挙げれば、その下に受注数を増やす →受注率を上げる/問い合わせを増やすとなり、さらにそのための方法を枝分かれさせていくことができます。

また、売り上げアップから、受注単価を上げるという枝を作り、そのためのそのための方法として、オプション商材を増やす/フルパッケージ商材をつくるなどと、もう一方の枝を作り出すことができます。

これらが一つのツリーとして、売り上げアップを解決する手立てとなるわけです。ロジックツリーが、事業戦略を考える上で、非常に有効な手立てとなることが、お分かりいただけたかと思いますが、基本的になぜ必要なのか、そしてロジックツリーのタイプについて、さらに詳しく解説していきます。

ロジックツリーの5つのメリット

  1. 問題の全体を仲間で共有でき、情報を把握し、論点ズレをなくすことにより、スムーズな会議が実行できる。
  2. 抜本的な解決策が割り出しやすい。
  3. 行動の必要性を全員で共有しやすく、論議が脱線することが少ない。
  4. 問題を深堀りすることにより、問題点や原因を特定できる。
  5. 最優先事項など、行動の優先順位がつけやすく、スピーディなアクションが期待できる。

ロジックツリーのタイプ

ロジックツリーは、論理的思考の簡素化、問題定義や解決策に役立つものです。例えばビジネス以外にも、ダイエットや車を選ぶ場合、将来的な人生設計や結婚にたどり着くまでのプロセスなども、すべてロジックツリーで表すことが可能です。

ここではロジックツリーのタイプには、どのようなものがあるのか、目的タイプ別にご紹介していきます。

要素分解ツリー

要素分解つまり、特定の要素を設定し、全体的に把握したい時にこのツリーを使うとよいでしょう。要素分解ツリーは、ある要素に対して、どのような選択肢があるのか、その洗い出しなどにも利用します。

例えば似通った商品があり、どれに決めるか大変迷ことがあります。この時、まず欲しい商品を定義し、どのような特徴や付加価値があるのか、そしてどんな魅力があるのかを、次々にツリーにしていくことで、最終的にどの商品にするのか決めやすくなります。

原因追求ツリー

会社で、問題や厄介ごとが発生した場合、その対処方法に悩む事もあります。原因追求ツリーは、そんなトラブルが発生した際に、ツリーにして原因を列挙し、根本的な原因が何であるのかを、突き止めるという使い方をします。

ツリーにし、原因追及を行うことにより、その抜本的な原因を浮き彫りにすることができます。原因を明確にすることにより、アクションが起こしやすくなり、今後の改善策も分かりやすくなります。

イシューツリー

・イシューツリーは、問題解決ツリーとも呼ばれるものです。原因追求ツリーにより、原因がわかっても、うまい改善策が見つからないということもあり得ます。

そこで、イシューツリーにより、どのような行動をとればよいのか、分かりやすくなる方法です。つまり、解決したい問題を定義し、改善策をツリーにしていくことにより、アクションを起こしやすくなります。

ロジックツリーの作製ポイント

ロジックツリーは、いわば連想ゲームのようなものですが、単に思い浮かべたものを枝にしていくわけではありません。

連想するからと言って、何でも間でもツリーにしてしまうと、あまりにもごちゃついてしまい、整理や収拾がつかなくなるからです。そこでロジックツリーのパターンを、いくつかご理解したうえで、ロジックツリーの作成時における注意点をいくつか記載しておきます。

MECEによるツリー完成

MECEとは、Mutually(相互に)・Exclusive(重複せず)・Collectively(全体として)・Exhaustive(漏れがない)のそれぞれの頭文字で、簡単に言えば抜けを防ぐ、そして同じニュアンスや意味が重ならないようにするということです。

したがって、ツリーが完成した後には、こうした漏れやダブリがないのか、チェックしておく必要があります。

問題定義を明瞭明確にしておく

例えば「うまいもの」と最初に定義すると、あまりにファジーで不明瞭なため、枝が多くなってしまい、収拾がつかなくなってしまいます。

漢字にすると、美味い/旨い/上手い/巧いなど、いろいろな意味が連想されるからです。あいまいな定義では、ロジックツリー全体が崩れてしまいます。

そのため冒頭では「うまいものが食べたい」など、誰しもが理解できる表現にする事で、問題の定義を明確にすることができます。

仮説思考のツリーづくり

一つの問題を定義する場合、連想するキーワードがツリーとなっていきます。この時、冒頭の定義に対して、要素を分解していく工程が、ツリーのキーワードとなるわけです。

したがって、要素を分解する際には、その原因を仮説立てておくと、釣りを作りやすくなります。つまり、原因特定や改善アクションに、繋がる要素が取り入れやすくなるということです。

つらなるツリー同士の関係性を意識

ツリーの流れは、横並びに枝分かれしていきますが、左右につながるワード同士は、互いに連想できるものでなくてはなりません。

つまり、要素分解ツリーでは、左右の枝が必ず包有関係になければならないということです。また、右の要素となる枝が原因となり、左の要素の結果をもたらしていることになるわけです。

こうした包有関係と、因果関係を意識することにより、スムーズなロジックツリーの完成を目指すことができます。

参照 URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0

KGIとKPIの指標を理解しておこう

起業し、有能な経営者として成長していく為にも、最低限の経済学は学んでおく必要があります。また、企業では数値が重要視されていますが、なぜ重要なのかご存じでしょうか。

会社の中には、様々な数字が入り乱れています。数字は、決して売り上げだけのものではなく、健全な経営を推し量る数値として利用されることもあります。

起業に際して、事業を展開するにあたり、こうした数値を可視化することにより、より具体的な戦略や対策を練ることができます。

そこで、まずは基本的な数値として、KGIとKPIの指標を理解しておきましょう。

KGIとは

KGIとは、Key Goal Indicatorの略語で、ビジネスの世界では「重要目標達成指標」とされるものです。簡単に言うと、KGIは企業において、組織のゴールを示すものです。

つまり、組織やプロジェクトにおける、最終的なゴールとなる目標を定量的に示すもので、明確な数値として上げる場合、売上目標や成約数目標がこれに当てはまります。

KPIとは

KPIとは、Key Performance Indicatの略語で、ビジネスの世界では「重要業績評価指標」とされるものです。KGIは企業において、組織のゴールを示すものと説明しましたが、KPIはそれに必要なプロセスを示すものとなります。

そしてKPIは、具体的でなおかつ、数値化できる指標を定める必要があり、ゴールとなるKGIを達成するためのプロセスが、順調に伸びているのかを中間的に計測する指標です。

具体的例として、Webマーケティングの例をKGIの指標に当てはめてみると、以下のものが挙げる事ができます。

  • ページビュー
  • ユーザー数(訪問数)
  • セッション数
  • クリック数
  • オーガニック検索流入数
  • リファラー
  • コンバージョン数
  • コンバージョン率
  • 直帰率

KPIツリー

KGIとKPIの関係性が理解できたところで、業務の効率化を図るためにも、KPIツリーを作成してみましょう。

なぜなら、問題解決ツリーの派生として、KPIツリーが使われることも多いからです。この時ゴールとなるKGIは、トップの問題提議要素となります。つまり、枝の一つ一つは、KPIそのものというわけです。

具体的な数値をパーセンテージで表示することにより、前年度比および来年度の目標も立てやすくなります。KPIツリーの特徴は、各要素に対して数値が関係しているという点です。

これらKPIの数値に対し、実行後の進捗を定期的に確認することにより、KGIの達成に向けたチームアクションを統率しやすいといったメリットがあります。

参照 URL: https://www.seohacks.net/blog/1000/

学生起業のメリットとデメリット

日本の学生起業家といっても、あまりピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか。学生起業家といえば、アップルやMacの創業者など、海外で生まれた学生起業家を思い浮かべる方も多いかと思います。

しかしながら、実はこの日本でも、身近に有名な学生起業家が存在しています。先ごろ、読売巨人軍相手に、2年連続4タテでスィープし、4年連続で日本一に輝いたソフトバンクのことは記憶に新しいはずです。

このソフトバンク、携帯電話のSoftBankブランドはあまりにも有名ですが、オーナーの孫正義氏も学生起業家出身の経営者です。

ほかにも、リクルートの江副浩正氏、ライブドアの堀江貴文氏など、学生起業家出身の有名人は、ほかにも多数いらっしゃいます。こうした有名な方々は、成功者ともいえるものですが、当然学生起業家だからと言って、すべての方が成功するというわけではありません。

そこで、冷静に学生起業を考えている方の為に、学生起業のメリットとデメリットを記載しておきます。

学生起業のメリット10

  1. 若さと体力があり余っている。
  2. 長期の休みを準備期間として利用できる。
  3. 周囲に協力して貰える仲間がいる。
  4. 身近な場所で人材となる仲間を見つけやすい。
  5. 若さゆえ、常識や特定の価値観で凝り固まっていない。
  6. 失敗してもやり直しがききやすい。
  7. 新しいものを柔軟に受け入れやすい。
  8. 学生起業家としての評価が高くなりやすい。
  9. 若さは周囲に応援してもらえるメリットが多い
  10. 経験則として、実例が後進の人にも伝わりやすい。

学生起業のデメリット6

  1. 社会生活や環境に無知なところ。
  2. ビジネスマナーが身に付いていないことも多い。
  3. 経験不足が否めない。
  4. 信用面でマイナスイメージで見られる事もあり。
  5. 学業がおろそかになりかねない。
  6. 資金調達に苦労しやすい

まとめ

いかがでしたか ?

学生起業家にとって必要な知識とは、難しい経済学を網羅するのではなく、事業を展開しやすい下地を創り出すことにあります。

農業でも土は命の根源であり、健康な土で育て定期的な水やり、そして適切な技量も与えなければなりません。収穫の喜びはひとしおで、目標を達成できたときのうれしさは、会社経営における目標達成と同様、かけがえのないのものとなります。

その喜びを分かつためにも、自身のスキルを磨くだけでは足りません。知識の偏りは、経営に際して弊害を招くこともある為、ビジネスパートナーやシンパ作りも重要なファクターとなるはずです。

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